◆ 太陽 ◆ コラムままかり 2001.012011年11月27日 01:36


 ある旅行作家が、「日と月は永遠に旅をしている」という。太陽は、地球から一億五千万キロも離れていながら、さんさんと輝き渡り、私たちに天の恵みを与えてくれている。それに、どこにいても日の出がすばらしい。悠久の天体の美であろうか。

 中秋から冬には、A新倉敷のカサブランカから、朝日がよく見える。ちょうど、一同ホールで朝食のころである。高架自動車道の東方に、真んまるい真っ赤なお日さまがぽっかり浮かぶ。あちらこちらで「まあーきれい」と言われる。ほんとうに美しい。

 去年(こぞ)今年、森羅万象、なにも一日で変わるわけではないが、新年の一月一日は初(はつ)日である。今年の元日は、朝曇っていたがやがて東の空が明るくなり、午前七時半ごろ、お雑煮をいただきながら初日の出を迎えた。この日の太陽は、いつもよりいちだん赤く、ひとまわり大きいように思えた。

 私は、昨年五月に丸亀から倉敷へ移ってきた。岡山県の地図を広げ、珍しい町名にひかれた。和気郡の日生町で、「ひなせ」と呼ぶそうだ。日が生まれるとは、なんと縁起のよいことであろう。ここを通っているJR赤穂線に日生駅もある。街々は、陽光に満ちあふれているのだろう。

 太陽にちなんだ駅では、島根県木次町にJR木次線の日登(ひのぼり)駅がある。山間で、連峰に日が映え美しい景色が楽しめそう。また、滋賀県の蒲生町と日野町の間に、近江鉄道本線の春日野駅がある。この辺りは鈴鹿山脈と琵琶湖に囲まれた平野で、一面に日が差しているようである。


  初日出づ 雑煮いただく 佳き年に

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